プレゼントに素敵なメモパッドとペン立てを頂きました。
ところで、ペン立てを見ると、「こちらにサインをお願いします」が頭に浮かびますよね。今回は、クレジットカードでの買い物について書きたいと思います(なんでも題材にします)。
何気なく使っているクレジットカードですが、どのような流れで代金が支払われているか、ご存じですか?
クレジットカードでの買い物は、お店が売上債権をクレジット会社に売却する(譲渡する)取引です。
①お客さん(カード会員)がクレジット決済で商品を購入(代金はまだ支払っていない)
②お店は約2週間後にクレジット会社から商品の代金を受け取る(手数料が引かれる)
③クレジット会社はカード会員から代金を回収する(口座引き落とし)
このような仕組みのクレジットカード決済ですが、現金払いと比べて次のようなメリットがあります。
- お客側:現金の持ち合わせがなくても買い物ができる、ポイントが貯まる
- お店側:かけ代金を回収するリスクを回避できる、販売促進(気軽に買ってもらえる)
意外と知られていないのが、お店は手数料を負担するということです。手数料は売上金額の1~3%程度が多いようです。個人的には、地元の商店街などで買い物をするときは、少しでもお店のためになればという思いから、現金払いを心掛けています。
<経理担当者の方へ>
クレジット手数料は、消費税法上は、金銭債権の譲受けに係る利子として非課税とされますので、仮払消費税等は計上できません(消費税法施行令第10条3項8号)。クレジット会社側からみると、この手数料は金銭債権の譲渡損として不課税になります。